Book Kawasaki’s blog

ちょっとブレイク・タイム!楽しい雑学をおやつにどうぞ。

バイオリズムの正体とは?ラッキーデイとクリティカルデイの解説

バイオリズムに興味をお持ちですか?

今日はなぜか体調がイマイチだ、なぜか頭が冴えない、なぜかイライラして落ち着かない、そんな日ってありますよね。

逆に、理由は分からないけど体調が絶好調で、頭が高速回転し、心がリラックスしている、そんな日もあります。

今回はその原因をバイオリズムとして説明する考え方のご紹介です。

 

バイオリズムとは

バイオリズムとは、人間の生理的、感情的、知的な状態が生まれた日を起点として周期的に変動するとする理論です。この理論では、人間の体調や能力が3つの主要な周期に従って変化すると考えられています。

バイオリズム(英: biorhythm)とは、心身の状態を表す3種類の波(「身体」、「感情」、「知性」)のことをいうが、科学的に実証されていない仮説にすぎず、疑似科学と見なされている。(Wikipedia)

バイオリズムの周期は以下の通りです。

1.身体的バイオリズム(Physical Cycle)

23日周期で、体力、体調、物理的な耐久力の変動を表します。

2.感情的バイオリズム(Emotional Cycle)

28日周期で、感情、気分、感受性、精神的な状態の変動を表します。

3.知的バイオリズム(Intellectual Cycle)

33日周期で、思考能力、判断力、記憶力、集中力の変動を表します。

 

バイオリズム理論では、これらの周期が人の生活における様々な活動の成果や健康状態に影響を与えるとされています。例えば、ある周期が高い位置にある時は、その分野での能力や状態が良好であるとされ、逆に低い位置にある時は、不調や問題が生じやすいとされます。また、各周期がゼロ点を通過する時(いわゆる「クリティカルデイ」)は、その分野での不安定さや問題が発生しやすいとされています。

 

しかし、バイオリズム理論は科学的な根拠に乏しいとの批判も多く、主に占星術や伝統的な迷信と同様に見られることがあります。実際には、これらの周期が人の行動や健康状態にどの程度影響を与えるかについて、科学的に確立された証拠はほとんどありません。ただ、一部の人々は自分自身のバイオリズムを追跡し、日々の活動や健康管理に役立てようとしてるのも事実です。

ラッキーデイとクリティカルデイ

バイオリズム理論における「ラッキーデイ」と「クリティカルデイ」は、個人の身体的、感情的、知的な周期に基づいて、特に良い時期や注意が必要な時期を示す概念です。

ラッキーデイ

ラッキーデイは、ある周期が高い位置にある時、つまりその周期の波がピークに達している時期を指します。これはその分野での能力や状態が最も良好であるとされ、成功の可能性が高まると考えられています。例えば、

  • 身体的バイオリズムが高い位置にある時は、体力が充実しており、スポーツや身体活動に適しています。
  • 感情的バイオリズムが高い位置にある時は、気分が良好で、人間関係や創造活動に適しています。
  • 知的バイオリズムが高い位置にある時は、思考が鋭く、学習や問題解決に適しています。

クリティカルデイ

クリティカルデイは、ある周期がゼロ点を通過する日を指し、その周期に関連する分野で不安定さが増し、問題が発生しやすいとされています。これは周期の波が上昇から下降、または下降から上昇に転じる時点であり、バランスが崩れやすいと考えられます。クリティカルデイは以下のような特徴があります。

  • 身体的バイオリズムのクリティカルデイは、怪我や病気に注意が必要な日です。
  • 感情的バイオリズムのクリティカルデイは、感情的な不安定さや人間関係でのトラブルが生じやすい日です。
  • 知的バイオリズムのクリティカルデイは、判断ミスや学習上の困難が生じやすい日です。

 

バイオリズム理論では、これらのラッキーデイやクリティカルデイを事前に知ることで、日々の活動を計画し、成功の機会を増やしたり、問題を避けたりすることができるとされています。しかし、先ほども申しましたように、これらの概念は科学的根拠に基づいていないとの批判もあり、実際の効果には個人差があることに注意が必要です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、よい一日を!